USB 3.0で高速転送できるUASPモードと対応ケースについて
UASPについて気になったのでメモ
UASPとは
USB Attached SCSI Protocolの略。USBマスストレージデバイスクラスのバルクオンリー転送(BOT)の欠点を克服するためにSCSIの通信プロトコルをUSBで利用できるようにしたもの。
コマンドキューイングの有効化とアウトオブオーダー完了を実現して高速化を行っている。
開発したのは日本のルネサス エレクトロニクス。
速度は?
USB 3.0での規格上の理論値は5Gbps。
シーケンシャルリードで400MB/secを超える速度が出ているようです。
因みにThunderboltより速いとか、速くないとか出回っておりますが、Thunderboltの場合、LaCie Little Big DiskのRAID0構成で635MB/secのほどの速度が出るようです。
巷で売られているSSDの速度はSATA 6Gbps接続で540MB/sec程度。
安価に購入できるUSB 3.0ケースで400MB/sec程度でれば十分かと思います。
対応OS
対応OSはMacはMountain Lionから、Windowsは8から対応。
当然USB3.0インターフェースが必要。
MacはIvy Bridge搭載機種であればUSB 3.0に対応しているので使用できるようです。
UASP対応ケース
現状、2製品でています。
両製品とも価格は3,000円以下なのでお求めやすい価格だと思います。
玄人志向 HDDケース 2.5inch SATA USB3.0/2.0接続 UASP対応 簡単組み立て GW2.5UASP-SUP3
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