理想未来ってなんやねん

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Mountain Lionでもサードパーティ製SSDを使う場合はTRIM Enablerが必要

Mac mini Late 2012のストレージをSSDに換装してみました - 理想未来はどうなった?の続き。
Mac mini Late 2012に換装したSSDですが、TRIMサポートが有効になっていませんでした。



SSDは使い続けていると全体的なパフォーマンスが低下していきます。理由としてはSSDで使われているNANDフラッシュメモリーが上書きできず一度消去してから書き換える必要があります。


SSDのパフォーマンスを落とさずに使う仕組みとしてTRIMコマンドがあります。
TRIMコマンドはOSが完全削除可能な領域を予め通知することで、SSDが削除を実行しておき、すぐに書き込み可能な領域を確保することが出来るコマンドです。


TRIMコマンドはWindowsでは7から、MacでもSnow Leopard 10.6.7から実装されています。


しかしMacの場合、TRIMコマンドは標準では純正SSDでしか使えず、サードパーティーSSDでは使用できないようになっています。
TRIM Enablerを使うとTRIMコマンドを純正SSDドライブ以外のサードパーティSSDでも有効にできるようになります。

インストール方法

TRIM Enablerのサイトよりディスクイメージをダウンロードます。
http://www.groths.org/?page_id=322


あとはダウンロードしたディスクイメージをマウントし、中にあるファイルをアプリケーションフォルダにドラッグアンドドロップでコピーして、コピーしたファイルを起動するだけです。

使い方

使い方は簡単。
OFFからONに変更しOSを再起動するだけです。

設定後の様子

システム情報を確認するとTRIMサポートが有効になっていることが確認できます。


以上、お役に立てれば幸いです。