理想未来ってなんやねん

娘可愛い。お父さん頑張る。

勉強法

梅田望夫さんの日記に勉強法について書かれていたので気になった。

私自信はどうすべきかについて少し考えてみる。

じつは齋藤孝さんとの対談で、勉強法の話になったとき、「ある時期はこれと決めて、たった一つのことだけを朝から晩まで徹底的にやる」という方法を、齋藤さんは実践されてきたのだ、と教わった。

なぜこの方法が良いのか?
NBonlineに載っていた葉玉匡美さんの記事を思い出してみる。

私の経験によれば、明確で確実な記憶を維持したければ、1週間に4回の記憶喚起を、直近2週間でやらなければならない。この2週間×4回の記憶喚起を「2×4(ツーバイフォー)」と名づけよう。

 人間の表面的な記憶は、結局、「その情報が、いつ、何回、頭を出入りしたか」によって、その濃度が決まる。だから、2×4でしつこく情報に触れていれば、その情報は自然と頭に残っている。

第3回 暗記を確実にする2×4法 (葉玉匡美の脱時空勉強術):NBonline(日経ビジネス オンライン)

という事らしい。
最近は、この事を意識する様にしている。

しかし、次の部分は私はあまり意識しないようにしている。

2×4で大事なのは、情報量を絞ることである。情報量が増えれば、記憶喚起に時間がかかり、2×4ができなくなる。そして、忘却が始まる。だから、暗記すべきではない情報は、徹底的に切り捨てなければならない。暗記のために暗記を拒否するのである。

なぜ、これを意識しないようにしているかというと、記憶するという能力をのばす事に対し、リミッターを掛けてしまうから。

葉玉匡美さんは私より凄い人だろう。
凄い人は、自分の限界がどこにあるのかを知っており、その限界ギリギリのポイントで「情報量」を絞っている。

意識しなくても勉強する時間は限られているから、気にする必要はないと思っている。


ここで、梅田さんの『ウェブ時代をゆく』に載っていた文を思い出す。
自分が否定した「絞ること」を肯定している。

第二に「時間の優先順位を変える」にはまず、「やめる事を先に決める」ことである。
それも自分にとってかなり重要ななにかを「やめること」が大切だ。
お正月の「今年の抱負」が大抵は実現できないのは「やめること」を決めずに、ただでも忙しい日常に「やること」を足そうとするからである。
時間は有限なのだ。精神論だけで新しいことはできない。
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

「やめること」は人によって色々ある。
梅田さんは1週間仕事をやめて将棋を勉強した。

私がやめたいのは「迷っている時間」。

「考える時間」は残さなければならないが、「迷っている時間」は短縮できる。
「考える時間」も速く考えることができれば短縮できる。

迷う時間、考える時間が極限まで無くなったできた時には、何かをやめなければないだろう。

今はひたすら突き進みたいと思う。