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1ヶ月で覚える韓国語 その2 - 続:ハングルの母音、子音を覚える

さて、来月2月18日(土)、19日(日)に韓国でKARAのコンサート『KARASIA』への参加に向けて1ヶ月で韓国語を覚えてみようという企画の二日目。
今回は前回覚えきれなかった方(私)の為の復習です。


前回学習した母音、複合母音、子音を記憶として定着させていきたいと思います。


尚、偉そうに書いてあるかも知れませんが、私もハングルの学習を始めて二日目です。
適当な事を書いているかもしれませんので悪しからずご了承ください。


間違いがあれば訂正していきたいと思いますので、コメントでツッコミを入れていただければと思います。

おさらい

まずは昨日の復習から。

  • ハングルは15世紀半ば、朝鮮王朝第4代王の世宗大王(セジョンテワン)によって作られた文字
  • 韓国語(朝鮮語)はすべてこのハングルで表現でき、ハングルさえ知っていれば、意味は分からなくても読むことはできる
  • ハングルはあくまでも文字で、日本でいうところの「ひらがな」「カタカナ」「漢字」のようなもの
  • 韓国では、言葉は「韓国語(朝鮮語)」、文字は「ハングル」という
  • ハングルは10の母音と19の子音、11の複合母音の組み合わせだけで構成される表音文字


という事とと、および10の母音、11の複合母音、19の子音を見てきました。


さて、母音、複合母音、子音を合わせると40ありますが、一晩で覚えることができたでしょうか?


一晩で覚える事ができた方は、頭の良い方です。


私は何となくしか覚えれませんでした。
ただ、ハングルの母音、子音を見ながら感じた事は、記憶の定着のさせ方は連想させて覚える事が秘訣だなという事です。


母音、複合母音は合わせると21あるのですが、きちんと覚える必要があるのは6つで、後は組み合わせを覚えればなんとかなると思いました。


子音については、10個の平音を覚えれば、激音*1、濃音*2については、何となく連想で覚えられると思います。

母音マスター

まずは母音からマスターしていきます。

1本線の母音
表記 ローマ字 発音
eu [ω] "ウ" 唇を平らにして
i [i] "イ"

横棒がウ(eu)、縦棒がイ(i)です。

2本線の母音
表記 ローマ字 発音
a [a] "ア"
o [o] "オ" 唇を尖らせて
eo [c] "オ" 「ア」と「オ」の中間
u [u] "ウ" 唇をかなり尖らせて

ア(a)、オ(o)、オ(eo)、ウ(u)です。
カタカナのトがぐるっと左回りで回るイメージで連想すると覚えやすいかと思います。

3本線の母音

3本線の母音は2本線の母音のヤ行の発音です。

表記 ローマ字 発音
ya [ja] "ヤ"
yo [jo] "ヨ" 唇を尖らせて
yeo [jc] "ヨ" 「ヤ」と「ヨ」の中間
yu [ju] "ユ"

短い線が二重に並んでいるだけですので、短い棒が2本になるとヤ行の発音というように覚えておくと、覚えやすいと思います。

複合母音(二重母音)マスター

複合母音(二重母音)は、その名の通り母音の複合でできた母音です。

複合母音1(『ㅡ』"ウ"と『ㅣ』"イ"の組み合わせ)

まず一番簡単な複合母音。
『ㅡ』"ウ"と『ㅣ』"イ"の組み合わせで『ㅢ』"ウィ"です。

表記 ローマ字 発音
ui [ωi] "ウィ"
複合母音2(エ)

『ㅏ』と『ㅓ』の右に縦棒がついた二つの"エ"

表記 ローマ字 発音
ae [ε] "エ"
e [e] "エ"
複合母音3(ヤ行)

上記二つの複合母音のヤ行の発音。

表記 ローマ字 発音
yae [jε] "イェ"
ye [je] "イェ"
複合母音4(『ㅗ』"オ"との組み合わせ)
表記 ローマ字 発音
wa [wa] "ワ"
wae [wε] "ウェ"
we [we] "ウェ"
複合母音5(『ㅜ』"ウ"との組み合わせ)
表記 ローマ字 発音
wo [wc] "ウォ"
we [we] "ウェ"
wi [wi] "ウィ"

子音マスター

次に子音を覚えていきます。
子音は平音さえ暗記できれば、激音と濃音を覚えるのは簡単です。

平音

まず、平音。
平音については覚えるしかないです。
10個しかないので、そのまま覚えましょう。

表記 ローマ字 発音
g [k/g] 日本語のカ行音 ※1
n [n] 日本語のナ行音 ※2
d [t/d] 日本語のタ行音 ※1
r/l [r/l] 日本語のラ行音 ※3
m [m] 日本語のマ行音
b [p/b] 日本語のパ行音 ※1
s [s] 日本語のサ行音
書かない/ng [無音/ng] 日本語のア行音(発音しない)※4
j [t∫/d3] 日本語のチャ行音 ※1
h [h] 日本語のハ行音

※1「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」「ㅈ」は母音に挟まれると、濁音に変化します。
※2「ㄴ」と「ㄹ」が続いた場合、「ㄴ」[n]の発音は[r](ㄹ)に変わります。
※3 パッチムの場合[l]となる。
※4 パッチムの場合[ng]となる。

激音

次に激音(息を出して発音する有気音)です。
激音については、ㅍ以外はベースとなる平音に棒が一本増えた形をしていますので、そう考えると覚えやすいかと思います。

表記 ローマ字 発音
ch [t∫h] ㅈの激音
k [kh] ㄱの激音
t [th] ㄷの激音
p [ph] ㅂの激音
濃音

最後に濃音(のどを緊張させてしぼり出すようにして作る音)です。
濃音も見たままですが、ベースとなる平音が横に並んだ形をしています。

表記 ローマ字 発音
kk [?k] ㄱの緊張した音
tt [?t] ㄷの緊張した音
pp [?p] ㅂの緊張した音
ss [?s] ㅅの緊張した音
tch [?t∫] ㅈの緊張した音


いかがでしたでしょうか。
前回覚えきれなかった方も少しは覚えられるようになったでしょうか。


次回は母音と子音の組み合わせの反切表と、簡単な単語を覚えていきたいと思います。


続き:1ヶ月で覚える韓国語 その3 - 母音、子音の組み合わせと反切表 - 理想未来はどうなった?

*1:息を出して発音する有気音のこと

*2:のどを緊張させてしぼり出すようにして作る音のこと