歳をとるにつれ、時間が早く感じるのはなぜか?
誰でもこんな疑問を思った事があるのではないでしょうか。
私の考えは次の通りです。
頭の回転速度で、相対的に感じる時間の長さが変わる。
なぜそう考えたのかを説明します。
歳をとるにつれ、時間が早く感じるのはなぜか?
歳を取ると頭の回転が鈍くなり、鈍くなった自分をものさしにして感じ取るため、自分の動きが遅くなれば、物理的には同じはずの一日の長さが短く感じるようになります。
同じ1秒、同じ歳でも人によって感じる長さは違うのです。
いや、頭は使っているぞ!
と、思うかもしれないが、経験や記憶の引出しの中のパターン化された作業を行っているに過ぎず、日々起きている事の繰り返しで、実は頭を使っているようで使っていないのかも知れません。
苦しいことは長く続くのはなぜか?
では、苦しいことは長く続き、楽しいことはすぐに終わるのはなぜなのでしょうか?
それは、
苦しい事をやっている時は、苦しい事から逃れようと頭を使っているのです。
もしくは、
苦しい、苦しい!と考えることに一生懸命頭を回転させている
のかもしれません。
楽しいことはすぐに終わるのはなぜなのか?
週末が短く感じるのはなぜでしょう?
本当に充実していて早く終わってしまうのは仕方がないのかもしれません。
また次の週末を充実して過ごす為に、平日をがんばりましょう。
そうでなく、平日はヘトヘトになるまで働いた結果、週末は昼まで寝てだらだらと過ごしているのであれば、私の述べている考えに当てはまりますので、ちょっともったいない事をしているかも知れません。
新聞の投書欄か何かで、お年寄りの方が、
新しい事を学び、楽しい事をしているときは時間が長く感じる。つまらないことをしていると時間が経つのが早い。
と述べていました。
なぜ、楽しい事をしているのになぜ時間が長く感じるのだろう?
この投書を見たのは10数年も前のことですが、当時は私も若く、違和感を感じていました。
今にして思えば、新しい刺激を得る事で、脳が活発に働き、活発になった脳をものさしにしてとらえた結果、一日の長さが長く感じるようになっていたのではないでしょうか?
歳をとっても新しい事を学び、充実した生活を送っていると時間が長く感じるのです。
まとめ
ということで、まとめてみると、
- 歳をとると時間が短く感じるのは、新しい刺激が少なくなった結果、頭の回転が遅くなり、物理的には同じはずの一日の長さが短く感じる。
- 子供のころ時間が長く感じるのは、新しい刺激がたくさんあるからです。つまらない事でも今しか出来ないこともあるので貴重な時間を大切に使いましょう!
- 週末が短く感じる人は長く感じるように新しい事を学び、充実して過ごすようにすると良いかもしれません。
- 苦しみが永遠のように長く感じる方は、苦しい事は人生の勉強中なんだと良いようにとらえると良いかもしれません。
- 『充実しているけど、短く感じるよ!』いう方は、もっと新しい事を始めるか、今まで通りに生きてください。
そんな感じで、何か感じる事がございましたらご意見頂けると幸いです。