Packer + boxcutterでParallels Desktop用のVagrantboxイメージを作成する
Parallels用のVagrantboxを生成する手順のメモ。
昔はVeeweeに手を加えて作成していましたがPacker + boxcutterで簡単にできるようになっていたのでメモとして残しておきます。
Packerのインストール
まずはPackerのインストール。
Homebrew環境があれば簡単にインストールできます。
brew tap homebrew/binary
brew install packer
Packer用テンプレート『boxcutter』の取得
https://github.com/boxcutter/ から作成したいOSのテンプレートを取得します。
下記はCentOS用のテンプレートをgit cloneで取得している例です。
git clone https://github.com/boxcutter/centos.git
boxのビルド
あとはビルドするだけですが、その前にOSイメージのダウンロード元URLが国外サーバーのURLとなっていてイメージのダウンロードに時間が掛かるので必要に応じて書き換えておいた方が良いです。
下記はCentOS 7.2のiso_urlを書き換える例。
sed -i -e 's/"iso_url":.*/"iso_url": "http:\/\/ftp.riken.jp\/Linux\/centos\/7.2.1511\/isos\/x86_64\/CentOS-7-x86_64-DVD-1511.iso",/g' centos72.json
boxをビルドします。
cd centos
./bin/box build centos72 parallels
あとは5〜10分ほど待つだけ。
ビルドが終われば、box/parallelsの下にVagrantboxが生成されるので、vagrant box addコマンドで追加します。
vagrant box add CentOS-7.2.1511 box/parallels/centos72-nocm-2.0.11.box
以上、ご参考になれば幸いです。