日本の人口、2050年には3300万人減少し9515万人に
ちょっと古い記事ですが、気になったのでメモ。
日本の人口ですが、2050年には3300万人減少し9515万人になるらしい。
日本の総人口は2050年には、約25%の3,300万人減少し、9,515万人となります。そして、高齢化率は20%から40%へと上梓します。生産年齢人口は、8,442万人(66.1%)から4,930万人(51.8%)となります。
最近ベトナムについて調べていて、ベトナムの人口が2011年に8800万人を超えて2025年には1億人を超える予測がたてられていたりするのですが、日本の方は2000年をピークに人口が減少しており、高齢化、少子化が進み深刻な状況になります。
合計特殊出生率2.08を下回ると人口が減少すると言われておりますが、日本の1975年以降2.08をずっと下回っており、2005年には1.25を記録。2010年には1.39まで回復しましたが2.08には遠く及ばず、このままではどんどん人口が減っていってしまいます。
少子化の原因
少子化の原因は次のようなことが考えられています。
- 子供を育てるのにお金が掛かりすぎる。
- 仕事と子育てを両立できる環境がない。
- 女性が社会進出しており、結婚しなくても一人で暮らせる。
- 一人でも楽しめる娯楽が多いので、面倒なことはしたくない。
原因について一つ一つ見ていきたいと思います。
子供を育てるのにお金が掛かりすぎる
良く言われるのが子供を育てるのにお金が掛かりすぎるということ。
バブル崩壊以降、働けない若者が増え、また平均所得も低下の一途を辿っていますが、物価の水準は変わらずどんどん暮らしにくくなっています。
人が生まれるところは経済が発展しますが、逆に減少していくところは経済が衰退していきます。
子供手当は無駄だとか言われていますが、もっと手厚くしてもよいのではないかと思います。
あと勝手な推測ですが、若者の学力低下により企業側も雇いたいと思える人材が少なくなっているのかもしれません。
優秀な人が少なくなったということは、『少数の優秀な人の取り合い』 or『優秀でない人を採用する』という選択になります。
日本に優秀な人が少なくなるということは、日本企業の国際競争力が低下し、景気を後退させる結果となり、所得が低くなった結果、子供ができなくなったり、お金がなくて大学まで進学させられなくなり、また景気が後退していく、という負のスパイラルに陥っているのかもしれません。
仕事と子育てを両立できる環境がない
お金が掛かることにも関連していますが、夫婦で働かないと子供を育てるだけの収入が得られにくくなってきています。
女性は妊娠すると産休をとるか、仕事を辞めなければならない為、リスクも大きくなります。
働きながら子供を育てようと思うと、保育所に預けたりしなければなりませんので余計にお金がかかるようになります。
女性が社会進出しており、結婚しなくても一人で暮らせる
男が頼りなくなっている反面、女性はバリバリ働くようになっています。
そんな状況ですので、男に頼らなくても自活できる人も多く、結婚をしようと思わない人が増えています。
一人でも楽しめる娯楽が多いので、面倒なことはしたくない
ホーチミンに行って思ったのが、物価の違いもありますが日本に比べて娯楽が少ないんですよね。
卓球とかテニスとかお金をかけないようなスポーツをして楽しんでいるようです。
娯楽が少ないとどうなるかということは、お子様の前では申し上げることはできませんがコウノトリさんが幸せを運んできてくれることになるのではないかと思います。
学力低下に関係していますが、子供の娯楽が多い分、親がしっかりしないと勉強しない子供が育ってしまいます。
その結果、企業にも採用してもらえないことになり、収入もなく結婚できないくなり、子供が減るので景気が悪くなり、企業が採用を控えて・・・という負のスパイラルが続いているのかもしれません。
以上ですが、危機感を持たれた方は少子化対策バンバン子供を作ってください。
とは言う私も独身なんですよね。いつ結婚するんだろうか。
とりあえずお相手募集中というところで。全然危機感がないので説得力がない。。。
まぁ、日本は人口減っていても世界的にみると人口は増えているのだよ。
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