ソニーのカナル型ノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NC300D」が凄いらしい
先月発売されたソニーのカナル型ノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NC300D」が凄いらしい。
デジタル化で高性能化したノイズキャンセリングヘッドホンは、カナルタイプにどこまで迫ったか?
音質面では必ずしも……というエクスキューズの外せなかったノイズキャンセリングヘッドホン。外来騒音の低減を目的にヘッドホンを選ぶなら絶対的な音質でカナルタイプに理があった。
だが、そこにソニーの「MDR-NC300D」が現れ、音質の差は以前とは比べ物にならないくらい小さくなった。
そこでノイズキャンセリング型ヘッドフォン。ときどき家電店で試してみたのだが、確かに静かにはなるものの、どれも薄い膜を一枚はさんで音楽を聴くような部分を感じ、「MDR-E484」のような、力強くさわやかな音が得られない。
ところが、先月、ソニーから登場した「MDR-NC300D」という、デジタル式のノイズキャンセリングヘッドフォンを試してみて驚いた。希望小売価格で3万円を超えるという高級品なのだが、これが信じられないほど静かで、しかも、音に、”もや〜っ”とした部分がほとんど感じられない。これなら音量をほとんど上げずに、屋外で音楽を楽しむことができる。
肝心なキャンセル効果だが、カナル型ながら「騒音99%カット」をうたうオーバーヘッド型の「MDR-NC500D」に匹敵する効果を体感できた。同時に発表されたカナル型の「MDR-NC33」も十分に高い効果だと感じたが、それ以上だ。
地下鉄内ではホームへ車両が入線する際の音からガタンゴトンという走行音まで、かなりの低減効果を体感できる。喫茶店へ持ち込めば、空調の可動音はもちろんのこと周りの人の話し声までかなりを低減してくれる。
深夜の静かな室内で音楽を止めるとさすがに「サー」というNCの動作音が聞こえるが、音楽を止めた状態でも、この原稿を書いているPCのファンの音はまったく聞こえなかった。外音を完全に遮断するわけではなく、話しかけられたことに気が付かないとまではいかないが、相当な低減効果であることは間違いない。
カナル型の遮音性と音質とノイズキャンセリング機能によるノイズ低減効果により周囲の騒音を98.4%カットできる非常に魅力的な製品です。
これでBluetooth対応なら最強かもしれませんね。
SONY カナル型ノイズキャンセリングイヤホン MDR-NC300D
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2009/06/21
- メディア: エレクトロニクス
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