その影は装飾か?
それは何か?物理である。こうした装飾を施すことで、本来はただのデータに過ぎない、ディスプレイに表示されるさまざまなものに物理的質感が与えられるのだ。そしてその物理的質感が、ユーザーの使用感をより自然なものとする。ものをつかめるのなら、ウィンドウだってつかめるはずというわけである。
結局のところ、現時点において我々は目を通してしかものを見れないし、手を通してしかものに触れられない。その制約がある以上、「仮想の現実化」というのは必要だし、それが現実に近いほど使用感は「自然」に感じられる。
なるほど、そういう考え方があるのかと感心しました。
『私なら影なんかいらないよね?』と、言われたら。
『うん、要らない』と、答えてしまう。
事実要らない。
『物理的質感が与えられるのだ』
『「仮想の現実化」というのは必要だし、それが現実に近いほど使用感は「自然」に感じられる。』
この辺の表現が、さっと出てくるかどうかは文章が書ける人と書けない人の違いなんだろうなぁと改めて感じます。
(私は書けない人なので、出てきません。)
ちょっと話が違いますが、私がUIで気になる事を一つ述べたいと思います。
『習得の早さ』と『仕事の速さ』のどちらを取るかということ。
直感的なインターフェースはユーザーに馴染みやすいので必要ですが、
すべてキーボードで操作ができるか、どれだけ速く操作ができるかも重要だと思う。
やっぱりマウスでしか操作できないと、キーボードとマウスの間を手の移動させなければならないし、その分ロスがある。
両方とれるのが一番良いのですが、どちらを重視するかは、費用対効果に関係するかな。
一度しか使わないものであれば、習得に時間はかけてられないし、
毎日使うものであれば、煩わしい操作は省いた方が良い。
そんな感じです。