SamsungがSeagateにHDD事業を売却
ちょっと気になったのでメモ。
SamsungがSeagateにHDD事業を売却したらしい。
ロイター通信社の報道によると、SamsungのHDD事業をSeagateが買収することで、両者が合意したそうです。売却額は14億ドル(約1154億円)で、SamsungはSeagate社の株式の9.6%にあたる4520万株(約6億8750万ドル、約567億円相当)を受け取り、残りは現金で支払われるとのこと。
日立がWestern Digitalに、SamsungがSeagateにHDD事業を売却したことで2強と東芝に絞られたことになりますね。
SSDも500GBで10万円以下で購入できる製品が出てきましたし、只のHDDにそれ程先はないでしょう。
HDDがどれだけ延命できるかは、容量を増やしつつSSDとの性能差をどれだけ縮めれるかに掛かってくるかと思います。
Momentus XTのようなハイブリッドHDDであれば性能と価格的なバランスもよく、メーカーとしても単価を上げることができるので収益も改善できる。
ハイブリッドHDDとなるとNANDフラッシュを部品として調達する必要がありますが、SamsungがSeagateの株式を持っていることで部品調達についても繋がりをもつということでしょうね。
Samsungも良い判断をしたと思いますが、なんだかんだで一番凄いと思うのは2002年に日立にHDD事業を売却したIBMかな。
Seagate 2.5インチ内蔵HDD Serial-ATA300 500GB 12ms 7200rpm 32MB ST95005620AS
- 出版社/メーカー: SEAGATE
- 発売日: 2010/06/29
- メディア: Personal Computers
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