Magic Mouseのレビュー
先日、注文していたMagic Mouseが届きましたので早速使ってみました。
外観
他のApple製品同様、表面はガラスコーティングされていて美しく光っています。
これを見て思ったのですが、あれに似てる気がします。
イカの握り。
背面はこんな感じ。光学センサーの右に電源スイッチがあります。
サイズ
サイズについて一言。若干小さい気がします。
手の大きさというのは個人差がありますが、私の場合、バスケットボールを片手で掴めるぐらいなので、普通の人よりも手が大きい為、Magic Mouseはちょっと小さすぎる気がします。
しばらく使っているうちに慣れてきましたが、人によって好みもあると思いますので判断は分かれるかと思います。
操作
速度
速度についてはデフォルトだとかなり遅いです。
システム環境設定で最大まで上げてみましたが、それでもかなり遅いと思います。
マウスの速度はコマンドやツール等で変更が可能ですので、変更した方が良いでしょう。
コマンドで変更する場合、ターミナルで下記のコマンドを入力することで変更が可能です。
defaults write "Apple Global Domain" com.apple.mouse.scaling 20
後述するBetterTouchToolでも変更が可能です。
スワイプ
2本の指を添えて左あるいは右に指を滑らせる事でスワイプになります。
デフォルトではブラウザの『戻る』、『進む』の動作に割り当てられています。
普段はマウスジェスチャーを使っていましたが、スワイプの場合、マウスをその場から動かさなくてよい分だけ省力的です。
その他の操作
Mighty Mouseではマウスサイドにボタンがついていましたが、Magic Mouseでは無くなっています。
ボタン数が少ない点がネックという方もいるようですが、BetterTouchTool等のツールを使う事で、標準の設定にない動作も追加する事が出来ます。
http://blog.boastr.net/
マルチタッチ採用のタッチパッドに出来てMagic Mouseに出来ない操作の追加なども行えます。
Three Finger ClickをDashboardにしたり、Pinch InやPinch Outをズームアウト、ズームインに割り当てると便利になります。
ただしボタンが無く何処でも操作しても良いという反面、指を軽く添えただけで認識されてしまうこともあります。
Appleが同じマルチタッチを採用しているタッチパッドに比べて、使用できる操作が少ないのは誤認識を防ぐ意図もあると思います。
BetterTouchToolではジェスチャーをアプリケーション毎に使う操作も変更できるで、細かな調整はアプリケーション毎にした方が良いでしょう。
個人的には、Three Finger ClickをDashboardに割り当てていますが、PhotoshopやIllustratorを使う時だけは外しています。
まとめ
見た目に非常に美しいマウスであることは間違いないです。
接続はBluetoothなのでケーブルが絡まってしまう事がない点が便利だと思います。ただし電池が必要です。
マルチタッチを採用しており、カスタマイズにより多彩な操作を加えることができます。
標準設定ではカスタマイズできる範囲が限られているので、BetterTouchTool等のツールを使うと良いでしょう。
残念な点としては手に対するフィット感が少ない点がです。
おそらく意図しない指を触れてしまうことで誤認識してしまう事を防ぐ為にそのような形状になっているのではないかと思います。
Mighty Mouseの最大の欠点であったボールにゴミが溜まってしまう問題が解決されているので、Mighty Mouseを使われている方には非常にお薦めです。
そんな感じで。
P.S.
BetterTouchToolを使って機能を割り当てると、かなり便利です。
Two Finger TipTap Leftとか簡単にできて誤操作が少ないので機能を割り当てるにはオススメです。
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