Snow Leopardファーストインプレッション
Mac OS X 10.6 Snow Leopardをインストールしました。
気がついたことを箇条書きで随時メモしておきます。
- 描画が速くなっている気がする。(Firefoxで感じる。)
- デフォルトのアイコンサイズがでかい。
- HDDがデスクトップに配置されていない。
- 表示するように変更可能(Finder環境設定で行う。)
- 入力モードを切り替えるときに、入力モードが画面中央に表示されるのでわかりやすい。右上のアイコンを一々確認しなくてよいので便利。
- Leopardで発生していた、表示されている入力モードと実際の入力モードが異なる現象(英字になっているにも関わらず、ひらがな入力となってしまう現象)は今のところ発生していない。(Firefoxでよく発生していた。)
- Dock上に配置したフォルダの内容の表示形式で、『リスト』が便利になった。1クリックで表示された状態になるので探しやすい。
- 通常最小化するとDockの右側にウィンドウがしまわれるが、Dockの設定で『ウィンドウをアプリケーションアイコンにしまう』にチェックを入れると、アプリケーションアイコンの中にウィンドウがしまわれる。
- アプリケーションアイコンを長押しするとExposé(アプリケーションウィンドウ)が実行される。
- ファイアウォールはデフォルトでOffになっている。(相変わらず)
- Capture Widgetが動作しない。
- XcodeからMac OS X 10.3 Supportが消えた。(10.4 SupportはデフォルトOff)
- Visorが動作しない。
- QuickSilverは動作する。
- VMware Fusion 2.0.5は動作する。ATI製グラフィックスカード搭載Macだがゲームも動作した。
- Xcode 3.2にiPhone SDKは含まれない。(別途インストールする。)
- アクティビティモニタのプロセスリストの種類欄に、『Intel』、『Intel (64ビット)』のように表示され、各プロセスが32bit/64bitのどちらで動作しているのか、わかるようになっている。
- 手持ちのプリンタ複合機(PSC 2550)は、印刷はできたがスキャナが使えなかった。
- 無線LANを非公開ネットワークにしている環境で、AirMacをOff/Onした際に自動的に再接続されない。(10.5.8でも発生)
まとめ
64bit化を全面に出していたため内部コードも大きく変わり非常に不安定になるのではと予想していましたが、思っていたよりはマトモでした。
Tiger→Leopardの変化と比べると変化は少ないかもしれません。
実際のところCocoaの64bit化自体はLeopardの時点で行われていましたので、熟れてきたというのもあると思います。(御蔭でLeopard自体がバギーで印象が悪かった)
また全体的に描画が速くなっているのが一番実感できます。
それだけでもバージョンアップする価値はあるかもしれません。
互換性面では、自分が使っているソフトウェアでSnow Leopardで動かなかったものは意外と少なかった。
もちろん多くのソフトウェアはLeopard移行時に切り捨てられていたので、使っていたソフトウェアは比較的最新のものであったということが大きいでしょう。
あと無線LANの不具合は10.5.8でも鬼門ですが、早く修正してほしい。
そんな感じで思っていたよりは大きな障害もなく使えそうな感じなので、自宅のMacではSnow Leopard、仕事ではLeopardを使うことにし、使い分けながら様子をみていきたいと思います。
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