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そろそろ普通の人にもMacを奨めたい10の理由

以前、『私がMacを使う理由と、他の人に奨められない理由』という記事を書きましたが、Mac OS X Lionの発表と新MacBook Airが発売された昨年後半辺りから、そろそろMacを普通の人に薦めても良いのではと思うようになってきましたので、新たにMacを薦めたい理由を書いてみました。

1.ルールが変化しつつある

10年前はMicrosoft Officeはビジネスに必要不可欠なアプリケーションでした。
今でも多くの場合は変わりませんが、10年前と違うのは代替ソリューションが多数登場したことです。


OpenOffice.orgLibreOfficeのようなオープンソースのオフィス統合環境のほか、KINGSOFT OfficeのようなMicrosoft Office 2003の操作性に近い互換ソフトを使っている方も増えてきました。


メールはGmailのようなWebメールが普通になりましたし、ドキュメントもGoogle DocsやSpreadsheetsのようにクラウド上のアプリケーションとして実行出来るようになりました。


ここで言いたいことは、必ずしもMicrosoft Officeを使わなくても良くなったということです。
もちろん場合によりますが、多くの場合において許容できる、許容される環境ができつつあるということです。


『WordやExcelで表示がずれるなんて許されない』という方も居られるかと思いますが、そもそもWindows版のWordもExcelも編集するときと印刷するときでレイアウトが崩れますから、そんなことをいう時点でナンセンスなんじゃないかと思います。

2.Webを見る上で困る事はない

MacでもYouTubeニコニコ動画GyaO!Ustreamも問題なく見れます。


昔はブラウザのシェアの95%はIEでした。
ところが現在、IEの50%を割っています。
半分以上の人はFirefoxChromeOperaといったその他のブラウザを使っていることになります。
シェアが95%の頃はIE以外のブラウザは対応しなくてよいと考えられていましたが、今は違います。


それどころかWeb開発者やWebデザイナーにとってMacは最高の開発環境でありMac普及率が高く、今ではIEでしかマトモに見れないようなサイトでは作った人が馬鹿にされるようになり、Macで見れる事はむしろ必須要件となっているといっても良いかと思います。


むしろWindowsの方が64bit版IEだとFlashが見れないなどの制約があって面倒なんじゃないかと思います。

3.iPhone/iPad/iPodなど他のApple製品と相性が良い

iTunesWindows版もありiPhone/iPad/iPod等と同期できるようにもなっているが、連携の使い勝手はMacの方が良い。


MacにはiTunes以外にもアドレスブック/iPhoto/iCalなどのアプリが標準でインストールされており、iPhone/iPad/iPod等と簡単に同期できるようになっている。
もちろんWindowsOutlook等でも同期できるようにはなっているが、こちらは後付けの機能であるため相性はあまり良くない。


またMacに搭載されているUSBはハイパワーの電力供給が可能となっており、USB基本仕様の5V 500mAの他、12V/1200mAのハイパワーでの電力供給ができるようになっている。
その為、iPadへの電力供給もでき、iPhoneなどを接続した場合でも短時間で充電ができるようになっている。

4.Macはシンプル。無駄な事を考えなくてよい

Windows 7にはStarter、Home Basic、Home Premium、Professional、Enterprise、Ultimateといった多数のエディションがあります。
一番下のStarterでは安いかもしれませんが機能が制限されていますし、一番上のUltimateを選べば全部入りですが使わない機能があれば無駄な出費になりますので、選ぶのが面倒です。


また、Windowsは32bit版と64bit版がありますが、32bit版だと使用できるメモリに4GBの制限があり、64bit版だとドライバーに署名が必要だったり、64bit版IEではFlashが見れなかったりと面倒です。


Macは1エディション且つ64bitオンリーなのでユーザーが迷うことはありません。
Windowsの様に64bit版のブラウザではFlashが再生できないといった制限もありません。

5.ゲームもできる

Macではゲームできないというのが定番でしたが、この数年で大きな変化があったと思います。


一つ目はParallelsVMwareのような仮想環境で、Windowsのゲームが実際に動くようになったということです。


過去に動作検証を行っていますので、ご参考までに載せておきます。
[Mac]MacでMMORPG。最新Mac mini + 仮想化ソフトはここまで凄い!
[Apple][Mac]最新MacBook Pro+Parallels Desktop 6で仮想環境のグラフィック性能を見る
[Apple][Mac]MacBook Pro(Early 2011) 15inch+仮想化環境ででFF11ベンチ


もちろんFF14のようにハイスペックな実機でも動くのがやっとといったものは現状無理ですが、大方のMMORPGであれば問題なく動きます。



二つ目はゲームの定義が変わりつつあるという事です。
ソーシャルアプリケーションの登場により「サンシャイン牧場」や「始めようマイバー」といったブラウザで遊べるゲームが増えました。
ブラウザで遊べるゲームであれば、余程のことが無い限りMacでも問題なく遊べることが殆どです。

6.Macはウィルスが少ない

全く無いとは言いませんが、社会を騒がせるような感染例はないです。

7.Macはそれほど高くない

Macといえば昔は高価でしたが、今はそれほどでもないと思います。
Mac miniは6万円台、MacBook Airは88,000円で購入できます。

8.Macはかっこいい

誰もが認める事ですが、他の一般的なメーカー製パソコンに比べて非常に良いデザインです。
異論がある方、コメントどうぞ。

9.Apple製品は感性に訴える製品である

Macに限らず、Apple製品は感性に訴える製品です。
モノを所有しているという情緒的なベネフィットがあります。


Steve Jobsが初めてMacBook Airを紹介したとき、封筒からMacBook Airを取り出し皆を驚かせました。


そんなApple製品を使い続けることで感性が磨かれるとは言いませんが、良いものを購入したという満足は十分に得られると思います。

10.Windowsしか知らないのは良くない

仕事で見つめている画面を、家に帰ってまでも見つめていて悲しくならないでしょうか?
会社でWindowsを使っているのであれば、家でMacを使ってみるのも良いのではないかと思います。



以上、割と普通の人向けに書いたつもりですが如何でしょうか。
新たにパソコンを購入する際の参考になれば幸いです。