MacBook Pro(Early 2011)の熱暴走(と対策)
MacBook Pro(Early 2011) 15-inchのお話。
普段はほとんど熱を発しないMacBook Pro(Early 2011) 15inchですが、それでも負荷を掛けるとかなりの熱を発するようになります。
熱を持つぐらいであれば特に問題がないのですが、本体を机の上にベタ付けで置いてフルパワーで使うと画面の描画が止まるようになりました。
具体的に次のことを行った時に停止しました。
- Parallelsで1つのゲストOSで3Dベンチマークを走らせている状況で、別のゲストOS(Windows 7)を立ち上げる。
- QuickTime Playerで画面収録を行いながらMacPortsのビルドを行う。
画面の描画が停止すると、キー入力してもトラックパッドを操作しても画面上は無反応になります。
iTunesで聞いている音楽等はそのまま流れている状態です。(但し1曲終わると停止する)
この状態でもsshでリモートからログインすることは出来るので、CPUおよびOS自体は死んでいないようですが、画面の描画が行われなくなります。
iStat Menusで、ファンの回転数を6,200rpmまで上げておくと負荷をかけても大丈夫でしたので、熱による問題のようです。
又、熱による問題という事であればファンコントロールの以外の対策としては、冷却台による冷却も効果があると思います。
恐らく後日、SMCアップデートがリリースされてファンの回転速度に調整が入り解決するのではないかと思いますが、それまでの間は注意して使用した方が良さそうです。
以上、同様の現象でお困りの方のご参考になれば幸いです。
【2006年モデル】ELECOM ノートパソコン用冷却台 冷え冷えクーラー SX-CL03MSV
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2006/06/16
- メディア: Personal Computers
- 購入: 39人 クリック: 980回
- この商品を含むブログ (42件) を見る
P.S.
MacBook/Pro Extended Fan Controlを入れたら暴走しなくなりました。
温度でファン回転数を制御できるので便利。
http://www.derman.com/MacBook-Pro-Fan-Control
CoolBookは、まだMacBook Pro(Early 2011)に対応していないようです。
CoolBook
追記
Mac OS X 10.6.7 Updateで修正されました。
Updateを適用してからはFan Control無しでも落ちなくなりました。