Windows終了のお知らせ 〜 Google、Chrome OSが起こすパラダイムシフト 〜
Google OSのうわさが現実になろうとしている。Googleのブラウザである「Google Chrome」がベースになるようだ。
Googleは米国時間7月7日夜、同社ブログで「Google Chrome OS」を発表した。同社によると、2010年後半にはある製造会社のネットブックと呼ばれるローエンド向けPCに搭載される予定だという。どこの製造会社かは明らかにされていない。このオープンソースプロジェクトの内部ではLinuxが稼働するが、アプリケーションはウェブ上で稼働する計画となっている。
GoogleがChromeベースのOSを開発しているという記事に、久々に衝撃を受けた。
これから数年で変わる世界に今からワクワクせずにはいられない。
2007年、EeePCを代表とするNetbookの登場よりPCの価格破壊がすすんだ。
その結果、PCの構成物で最もコストの高いものはソフトウェアとなってしまった。
2010年はOSおよびPC上で実行されるソフトウェアの価格破壊がすすむだろう。
もしかすると10月22日に発売されるWindows 7が最後の『売れるOS』となるかも知れない。
AppleはWWDC 2009でSnow Leopardのアップグレード価格を$29とすると発表した。
Snow LeopardはLeopardからのアップグレードで$29らしい。ファミリーパックで$49。
これは今までのバージョンアップから考えると良心的価格。
これに一部影響を受けたのか、MicrosoftはWindows 7の価格発表と同時に期間限定で安く購入できるキャンペーンを行ったところ、予定以上に飛ぶように売れた。
このとき私が思った事は、下記のとおり。
OSの価格について思うこと
PCの低価格化が進む中で、必ず必要となるOSの価格が一番高いというのは良いことではない。
そういう意味で、AppleのSnow Leopardの価格引き下げは好意的に見ることができますが、MicrosoftのWindowsの価格についてはどうなんだろう。
圧倒的シェア独占により価格をコントロールできるというのは恐ろしいですね。
市場の流れと比べて、いま一つ納得がいかなかった。
そういった意味で本日発表されたGoogle Chrome OSは、低価格OS市場の欠けたピースを埋める役割を果たすに違いない。
タイトルの結論にたどり着いてませんが、今日は眠いので続きは後日。