Macでラグナロクオンライン。VMware Fusionの3Dグラフィックス機能を試す。
最近の仮想化環境は3Dグラフィックス機能をサポートしており、ゲームを動かすことができます。
今まで使用していたMacBook(Late 2006)のGPUはチップセット内蔵のGMA950だったため3Dグラフィックス機能を活用することができませんでしたが、iMac(Late 2006) 20inchはGPUとしてATI Radeon X1600を搭載しているので実際にどの程度動くものなのか試してみました。
実際に動かした様子をニコニコ動画にアップしています。
上記の通り、問題なく動きます。
使用感としては、若干遅い感じもしますが、プレイできないレベルではないです。
感覚としてはPentium 4 1.6GHzぐらいのPCでプレイしているのと同等な速度でしょうか。
ATI Radeon HD 2600 PROやNVIDIA GeForce 8800 GS、NVIDIA GeForce 9400Mを搭載した最新のMacであればもっと快適に動くと思いますが、とりあえずiMac(Late 2006) 20inchでもマターリ楽しむ分には問題ないと思います。
3D性能に関しては、VMware FusionよりParallelsの方が速いらしいので、機会があればParallelsでも試してみたいと思います。
おまけの『どこでもMy Mac』についてですが、Leopardから組み込まれた遠隔操作機能です。(使用するにはMobileMeのアカウントが必要)
試してみたかったのはMacなら3D描画していても遠隔で動かせるよねということ。
どういうことかというとMacなら3Dも2Dも描画は最終的にQuartz Compositorを通して行われるのでシンプルに画面をキャプチャできるからです。
これをWindowsで行おうとするとGDIとDirectX Graphicsで描画を担う機能が分かれているので結構やっかいになります。
Windowsじゃできないだろうと言いたかったのですが、lgRemoteというソフトが対応しているようです。(コアなこと行っているので敬意を評したいと思います。)
以上、Mac購入を躊躇している方のお役に立てれば幸いです。
P.S.
VMwareではRagnarok Onlineが起動できなくなりました。
Parallelsだと問題なく起動できています。
2010/09/23 追記
新たにMac mini(Mid 2010) + Parallelsで検証しました。
[Mac]MacでMMORPG。最新Mac mini + 仮想化ソフトはここまで凄い!
関連記事
[Mac]Macの新しいモデルが出ています
[Mac]iMac(Late 2006)のメモリ増設完了
[Mac]iMac(Late 2006) 20inchが我が家にやってきた
[VMware][Mac]VMware Fusion 2.0.2 リリース
[Mac][eSATA]MacでeSATAを扱うには?
- 作者: 坂本寛,秦市郎,タブロイド
- 出版社/メーカー: ソーテック社
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 出版社/メーカー: アクト・ツー
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: CD-ROM
- 購入: 1人 クリック: 35回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
- 出版社/メーカー: ソフトボート
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: CD-ROM
- クリック: 19回
- この商品を含むブログ (5件) を見る